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2012/10/16

磯部昭子展「u r so beautiful」@ガーディアンガーデン

お時間ある方はぜひ

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The Second Stage at GG #32

磯部昭子展「u r so beautiful」

2012年10月15日(月)~ 11月1日(木)

 

11:00a.m.-7:00p.m. 日曜休館 入場無料

ガーディアン・ガーデンでは「The Second Stage at GGシリーズ」第32弾を開催いたします。若手表現者を応援しようと1992年から2008年まで開催した公募展『ひとつぼ展』と、2009年にスタートした「1_WALL」の入選者の中からは、各界で活躍する作家が数多く登場しています。本シリーズは、その二つの公募展の卒業生たちのその後の活動を紹介する展覧会です。 

第32弾では、2001年第18回写真『ひとつぼ展』に入選後、現在は主にファッションや音楽シーンで活躍するフォトグラファー磯部昭子を紹介します。磯部は、幼い頃、よく父親に夜のドライブに連れて行ってもらったそうです。車酔いや居眠りしながら見た、ヘッドライトの先に浮かび上がった光景。果たしてそれは現実のものだったのかどうか。夜のドライブは磯部の中に不思議な体験として残っています。それが今回の作品作りのきっかけです。ヘッドライトに照らし出された美しくもどこか怖い夜の世界。子供の頃に見たような光景に、想像を加えて生まれた闇夜の物語。そこに登場する人物や風景は、光と闇の中で誇張され、ちょっと大袈裟で妖しく高揚感に満ちています。ドライブの道のりの光景のみならず、灯りの漏れた建物の中へも磯部のイマジネーションは拡がり、白昼夢のような光の中で、物語は更に夜の奥へ奥へと進んでいきます。磯部は、「人に夢を見させる」のも写真の力だと言います。さて、どんな夢を見せてくれるのか、是非、会場でお確かめください。


展示によせて
日中には全てのものが日の光にさらされていて、 
健全と呼ばれるであろう思考でいられたのに、 
夜になると人は少しオーバーになるようだ。 
夜書いたラブレターを朝見返した時の恥ずかしさは 
きっと誰しも覚えがあるだろう。 
夜と人は昔からそういう付き合いだったに違いない。 

その頭上に広がる空間が昼間には「空」という名称の似合うさわやかなもので、 
その空の下、物事はとても小さい世界で完結しているのに、 
夜になると途端にその世界は壮大な宇宙空間と交わり、地球という惑星に居る事を教わり、 
自分の立っている場所がとても小さく小さく思えた。 
昼間の理屈が全て通らなくなる様な暗闇の破壊力には 
人は想像力で対抗するしかなさそうだ。 

夜のドライブはそんな宇宙空間と地続きな暗闇をヘッドライトが照らし出しているみたいだ。 
光は1番速い。そう教わったけれど、
光がどんなに速くても先回りした闇がいつも光を待ち構えていて、 
私は一瞬も視線をそらせなくなる。 
車と光が進む先に沢山の物語を見いだしながら、鋼鉄のボディに身を守られて 
安心して闇と向き合う事が出来る気がした。 





磯部昭子 Akiko Isobe
2001年 武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業

受賞歴
2010年 第1回 EINSTEIN PHOTO COMPETITION後藤繁雄審査員賞受賞
2008年 塩竃フォトフェスティバル2008塩竈賞受賞
2001年 第18回写真ひとつぼ展入選
2000年 エプソンカラーイメージングコンテスト2000伊藤俊治審査員賞受賞
2000年 フィリップモリス・アートアワード2000入選


展示歴
2011年 「シブカル祭~PARCOの女子文化祭~」/写真部参加
     渋谷PARCO1・6Fパルコファクトリーにて
2011年 「TOKYO FRONT LINE」EXCHANGE「PH4+」参加/3331 Arts Chiyodaにて
2010年 「Sound of Photography」参加/西武渋谷B館8階美術画廊にて
2009年 100 Photographer's「Love & Peace」展参加
     APA本部ギャラリーにて(社団法人日本広告写真家協会)
2003年 日韓共同未来プロジェクトの一環として「20代作家の挑戦IN&OUT」展
     「東京都写真美術館」にて 

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