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2015/09/03

色部義昭「WALL」@ggg

 

書式、書体、色、形がバラバラな現在の街区表示板も多様で好きなんだけどな


印刷物などといった物性を伴うクリエイションであるグラフィックデザインは、人の脳内に記憶や印象あるいは気分など、非物質的なものを形成する仕事ととらえる色部義昭氏。VI(ヴィジュアル・アイデンティティ)、サイン計画、展覧会グラフィック、エディトリアル/ブックデザインなど幅広くデザインを展開することで、社会の中でいかにグラフィックデザインの力を活かすことができるかを常に考えて活動しています。

  本展「色部義昭: WALL」は、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会開催都市が東京に決まったことを受けて設置された「東京デザイン2020フォーラム」でのプレゼンテーションをもとに具現化に向け発展させた「TOKYO PROJECT」の発表の場となります。同プロジェクトは、書式、書体、色、形がバラバラな現在の街区表示板、これらをリデザインし統一することで、クリアに所在地を示すという機能を高めるだけではなく、人々の記憶の奥底に静かにインプットされるような、新しい東京の顔つきをつくろうとするものです。また、川村記念美術館や市原湖畔美術館のリニューアルなど印象深いサイン計画をはじめ、「竹尾ペーパーショウ」の展覧会デザインディレクションほか、平面、立体、空間を横断しつつ手がけてきた数多くのプロジェクトを紹介します。
  「壁紙のように連綿と広がる小さな連続性が生み出すデザインの力」を信じているという色部氏。過去のプロジェクトそして新たに提案するプロジェクトをWALL化することで、その力を示してみたいと思います。

Design by Yoshiaki Irobe

Design by Yoshiaki Irobe

 

 

 

色部義昭

グラフィックデザイナー。1974年千葉県生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了後、株式会社日本デザインセンターに入社。原デザイン研究所の勤務を経て、2011年より色部デザイン研究室を開設。主な仕事に市原湖畔美術館のVIとサイン計画、TAKEO PAPER SHOW 2011 「本」や中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックスのデザインディレクション、白鶴酒造のパッケージデザインなどグラフィックデザインの技術と編集的な視点を軸にして平面から立体、空間まで幅広くデザインを展開。銀座地区サイン実証実験やTOKYO PROJECTなどのプロジェクトに積極的に参画し、公共空間のインフォメーションデザインの機能と質を向上させることについて模索している。SDA、JAGDA、東京ADC、D&AD、One Show Designなど国内外のデザイン賞を受賞。

6 sense, リビングデザインセンター OZONE, 2007

6 sense, リビングデザインセンター OZONE, 2007

銀座地区公共サイン実証実験, 中央区役所都市整備部都市計画課, 2012

銀座地区公共サイン実証実験, 中央区役所都市整備部都市計画課, 2012

市原湖畔美術館 サイン計画, 市原市, 2013

市原湖畔美術館 サイン計画, 市原市, 2013

リキテックスアートプライズ 2013, バニーコルアート, 2013

リキテックスアートプライズ 2013, バニーコルアート, 2013

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